ベーコンを火にかけると油が跳ねて、キッチンを汚すことがある。
特に自家製のバラ肉のベーコンは油はねがすごい。
汚した分だけ分奥様のお怒りもすごいので、油が跳ねにくいベーコンを考えることにした。

脂が跳ねないということは、脂が少くなくするということ。
いい案浮かばなかったので、とりあえず正規の方法で


まずは塩降って一週間寝かせる。


あらかじめ熱を加えてやれば油落ちるかもとの思いから、低音調理で1時間程放置してみる。


加熱後は風乾し、燻製へ。
チップはヒッコリーとウイスキーオークをブレンドした。
熱燻20分。放置10分。
その間は恒例の靴磨き。


磨き終わったので、中身を確認。
非常にベーコンぽくなった。
ウイスキーオークがあると色づきがいいね。


煙を落ち着かせたら試しに切って見る。
断面はこれまでになくベーコンぽい。
もうちょい赤さがあってもよさそう。


そして実食。
油はねが少ないが、一度加熱しているせいか、焼き加減が難しかった。
やりすぎると変硬さが出るのでさっと温める程度に炙る。


食べた感じは美味しく出来たが、やっぱり油は多く出ている。
バラ肉で作ると脂身がどうしても多くなるからしかたないかも。
正直なところバラ肉より肩肉のベーコンの方が美味しかったし、油はねも少ないので、これからは肩かヒレで作ることにした。