ある日、豚バラベーコンは油が跳ねて掃除が大変。
奥様はそう申されました。
度々豚バラベーコンしてたので、苦言を申されたのでしょう。

と、言うわけで、早速油が飛ばないベーコンを考案することに。
しばし考えてもよい考えが浮かばず、とりあえず脂身の少ないヒレ肉で試してみる。


ベーコンと言ってもうちのベーコンは、どちらかと言えばパンチェッタに近い。塩でしめて燻煙を纏わすだけ。そんなお手軽ベーコン。単にしっかり仕込むのが面倒なだけとは言わないでおく。。。

作り方も簡単にした。
仕込みはキッチンペーパーで拭いた肉塊に塩を擦り込む。それだけ。
塩で味が変わるので好きな塩を使ってみるとよい。
うちは以前は藻塩を使っていたが、最近はクレイジーソルトを使っている。(決してBBQの残り物だからではありません。)


まぶす塩の量は豚肉の重さの3%。
本格的なベーコンだともっと塩分量多いのだが、私は塩抜きが手間なので最初から薄めに作る。ちなみに3%にしてるのは豚の体重に占める血液量に合わせているから。根拠はなにも示せないが、よく締まり味もちょうどよい気がする。

擦り込んだらサランラップでぴっちり包み、ドリップ対策としてキッチンペーパーを敷いて冷蔵庫へ。
冷蔵庫に入れ3日-7日くらい寝かせる。
うちは7日寝かせることが多い。

寝かして3日くらいすると、浸透圧で水分が出てきてるので、余力があれば肉全体をキッチンペーパーで拭いてやる。あくまで余力があれば。。。


肉が絞られて一回り小さくなった。
心なしか赤身も深い色にみえる。


小一時間程浴室で風乾させて、さっそく燻してみることに。
今日はヒッコリーで燻す。
温度は熱燻を目指していたが、風のせいで火が消えそうになり温度が上がらない。。。
仕方ないので温燻で暫く燻してやる。
風の影響受けないコンロが欲しい。


しばし時間がかかるので燻製している間に靴を磨く。
風が強く、靴磨き用のタオルが飛んでいった。。。

そうこうしている間に完成。
時間にすると恐らく30分くらい。
早速出来具合を確認する。

非常にいい色だ。


風乾後、さっそく焼いて味見。
焼くときのポイントは、スライスした豚肉を、フライパンの上に乗せた後に火を入れること。冷たいフライパンが温まると共にお肉が焼けていく。この焼き方はお肉が柔らかく焼きあがる気がする。
(もし実験した人がいたら結果教えて下さい。)

程よく熱して完成。


一口食べたがコレは非常に美味しい。
豚バラのベーコンとはまた違う味わいだ。

焼いてるときに油も跳ねにくいので奥様もご満悦「炭火で焼いたような柔らかさだね」と、とてもいい評価も頂いた。ヒレ肉のベーコン。うちの食卓の定番になりそう。


〈レシピ〉
1,余分な水分を拭き取り、豚の重さの3%の塩を擦り込む。
2,一週間寝かせ、余分な水分を取る。
3,燻す。